投稿日 :2022/03/14

太陽光発電システムの大手として初めて水産試験所、雲林台西の漁電共生試験・育成基地に進出

行政院農業委員会の水産試験所は2018年10月から向陽優能電力(Sunny Rich Power)と提携し、雲林台西試験場の試験池2ヘクタールに、遮光率の異なる柱建てタイプの太陽光発電施設を設置しました。発電容量は1436kWで台湾電力の饋線に並列接続し、グリーン電力生産の仲間入りを果たしました。11月にハマグリを放流し漁電共生養殖が正式に開始しました。同時に太陽光発電も正式に開始され、太陽光とグリーンエネルギーを組み合わせた養殖モデルで、グリーン電力の推進と漁業就業者の収益増加を目指しています。

夏は太陽光パネルにより日影ができるため、温度があまり上がらず、冬は保温効果があり、夏は日陰でサバヒー、スズキ、ハマグリがよく育ちます。柱建てタイプの太陽光発電施設は雨水収集にも使用できるため、大量の雨水による海水淡水化からハマグリを守ることができます。

資料來源: 自由時報 2018年12月6日報導